衹園山の現代アート作品

日本を代表する現代アート作家の島袋道浩(しまぶく みちひろ)さんは、国東市を何度も訪れ、作品を設置する場所を探しました。
そして、島袋さんは、旭日地区の衹園山を気に入り、2つの作品を設置しました。
1つ目は、山頂に設置した「首飾り ー 石を持って山に登る」です。衹園山に全国から集めた岩で輪を作り、衹園山にかけた首飾りのように見えます。また、特別な日には、国東市特産の七島藺で隕石を包んだ首飾りが登場します。
2つ目は、参道に設置した「光る道 ー 階段の無い参道」です。山頂まで続く手摺にLEDライトを設置し、宇宙まで続く光の道をイメージしています。
旭日地区の象徴でもある祇園山。頂上からは、豊後水道、伊予灘、瀬戸内海が一望できる景勝地です。山頂付近の草原にはアサギマダラが好むフジバカマが自生し、春と秋の2回、美しいアサギマダラを見ることができます。また、頂上からの御来光も大変見事です。