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『くにさきの引き出し』⑨坪倉 真さん

くにさきに住む様々な特技や知恵を持った人や、後世に残していくべき文化お祭りなど

“みつける・つなげる・のこす”が詰まった

『くにさきの引き出し』

第9回にご紹介させていただくのは、

国見町竹田津に住む「坪倉 真/つぼくら まこと」さん52歳。

大阪芸大を卒業し、林野庁に入庁するという経歴の持ち主。

島根出身で、元々自然の多い場所に暮らしていたので、自然が大好きだったという。

林野庁の職務を早期退職する際に、都会ではなく田舎に住みたいという思いがあり、

たまたま知人を介して、豊後高田市を訪れたのが始まり。

せっかくきたのだから、国東市も観て回ろうと空き家バンクを調べた際、

とても分かりやすかったという印象だったようです。

今の家や集落の雰囲気で、「あ、ここに住みたい!」と直感で決めたそうで、

とてもいい空気が流れていたようです。

しかも!現在、国東圏域の地域支援サポーターをされている内田さんが

空き家バンクの担当の時に今のお家を紹介してくれたのだそう。

これも何かのご縁ですね。

大阪芸大に通いながら、将来は自然に関わる仕事がしたいと大好きで「山をよくしたい」と

テーマを持ち、造園や庭師、ランドスケープを学びながら、植木屋さんでアルバイト生活。

技術的なことだけでなく、職人さんや親方さんへの立ち振る舞い、

そこで学んだことがベースとなり、心の拠り所となっているそうです。

休みの日は、いろんな庭園をバイク旅をしながら巡っていたとのこと。

「山をよくしたい」という思いで念願かなって、林野庁に入庁するも

公共事業で山を削ったり、壊したりしなければならない状況に胸を痛めていたという。

海岸清掃ボランティアをしたり、山を走ったりしながら自然と向き合い、

自分にできることは何かを模索の日々だったそうです。

現在は、近所に住む仲間たちと充実した日々を過している坪倉さん。

今までやりたかったことがなんでもできて、「いきなり夢が叶ってしまた。」と

嬉しそうに語ってくれました。

走ることも趣味で、最近も国東半島峯道ロングトレイルを

1日で30km以上走ることもあるのだと言います。

「国東の魅力は、行けば行くほど味があり、段々と分かってくる。」といいます。

これからの暮らしについて伺うと、

「釣りも趣味なので、いろんな魚が釣れるような海になるように、

山からの栄養を確保できるよう、まずは自分が動いていきたい」と話してくれました。

とはいえ、移住したばかりで不安のある中、

地域の方々が気さくに声をかけてくれたことは、すごく嬉しかったと語ってくれました。

スマホ教室の講師やギターの演奏、地域支え合い活動にも率先して協力してくれています。

中々、人材確保が難しいとされている地域支え合い活動ですが、

このように若い協力者がいるというのは、地域にとってとても誇らしいことだと思います。

27年間、山に関わる公務を務めて尚、

自然を愛する坪倉さんは、今日もどこかで山と向き合っているのかも知れませんね。

執筆:凖地域支援サポーター(国見圏域) 谷 知英

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