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魚のライン 国東の風景 寄ろう会(よろうえ) | 国東つながる暮らし 大分県国東市(くにさきし)
葉っぱイラスト 寄ろう会(よろうえ) | 国東つながる暮らし 大分県国東市(くにさきし)

奇祭ケベス祭り

ふらりと歩く道、金木犀の香りが優しくうれしい10月。
香りに誘われて顔を空に向け、秋の雲だなあと美しい朝焼けに感動して1日が始まる。

 

東北に生まれた私は、ここではあたりまえの金木犀の香りを知らずに生きてきて、秋口には毎度ハッとさせられる。自生する植物はやはり北の大地とは全く違うなと農業をしながらしみじみ思う。

 

ようやく国東で3度目の秋が来て、先日初めて国見町が誇る奇祭『ケベス祭り』に行ってきた。

 

独りでゆっくり写真を撮りながら・・と思って駐車場で車を出た午後5時すぎ、いつも仲良くしてくれるALT(Assistant Language Teacher外国語指導助手)の子達と偶然出会い、何度もケベス祭りに来ている彼らに色々と教えてもらうという、なんだか妙な構図で一緒に回らせてもらった。

 

 

国の選択無形民俗文化財に指定されている毎年10月14日に櫛来社(岩倉八幡社)で行われる祭りで、起源や由来が一切不明。ケベスが誰なのかもわからない。謎が謎を呼ぶこの訳のわからない奇祭に全国から人々がやってくる。

 

 

 

海で禊を行った『トウバ』が白装束を身に纏い、シダに火をつけケベスから火を守り戦い、9度目で突破され火の粉を散らし暴れ回り人々を蹴散らしていく。火の粉を浴びれば無病息災、浴び過ぎたら火傷する。

 

私たちは最初禊を見に行き、境内に戻った時にはすでにたくさんの方が場所をとっており、ネットで見たようなかっこいい写真が撮れる期待とは裏腹に、見てのとおり見事に惨敗。

 

本気のカメラマン達や、同じ位置にいても何故かクールな写真を撮っちゃうセンスの塊でできている人たちにはどうしても負ける。
取っていた場所も関係なくなり火にひたすら追われる際には、シャッターチャンスも逃しまくり、逃げるのに精一杯で写真はもうどうでも良くなってしまった。

 

 

そんな取材根性の皆無な私ですが、ALTのみなさんと楽しい異様な一夜を過ごすことができ国東という地がより身近に感じた、私にとってはそんな夜だった。

 

 

 

地域支援サポーター国見圏域
橘田
鬼 寄ろう会(よろうえ) | 国東つながる暮らし 大分県国東市(くにさきし)