春分の日3月20日、国東市安岐町 諸田山神社で国東に春を告げる祭り『御田植祭り』が開催されました。
大分県指定無形民俗文化財として認定され、およそ1821年から毎年かかすことなく200年以上続いている五穀豊穣、氏子繁栄を祈り境内を水田に見立て神事を行いますが、白装束に可笑しな化粧や牛が暴れたりととてもユニークで伝統的なお祭りは今年で204回目!
諸田区は少子高齢化のため人口減少が進み、お祭りの人数が不足しており、早乙女役の子供たちは地域外から参加してくれたり、今年は大分県芸術文化短期大学の先生や学生さんが地元の方の指導のもと、お祭りの練習を重ね牛や太鼓担ぎの役役やお囃子の縦笛を吹いていました。
私もこの諸田地区で田んぼや工房をおかせて頂いているので微力ながら庄屋さん役の方のお顔に髭を描かせていただいたり着付けのお手伝いにはいらせて頂き『来年もよろしくね』と、声をかけて貰えて嬉しくなりました♪
今年の豊作を願うお祭りの後は、田畑に水を通すため地域の農家さん立は用水路の掃除にとりかかります。

ですが…昨年10月の台風でボロボロになってしまった用水路はとても無惨。ほぼ土砂に埋もれ水路は石や土砂で詰まってるし、水路を塞ぐ大きな石が落ちてきてもいました。。作業は難航しましたが田んぼにとても必要な水を通すため、早朝から集まった周辺農家さんたちが協力し合いそれらを全部どかして、水は無事に各農家さんが必要とする田んぼへの通り道確保。

私の田んぼへも水がきました。
今年は特に…
国東の至る所でこうゆう風に田畑を守る作業や、川にポンプの設置や用水路工事が行われ、実りの秋を迎えるんだなと、、

お米がない、手に入らない、外国米とお米問題は沢山ですが、国東の美味しいお米やお野菜を守るため一生懸命に田畑を管理してくださる農家さんたちに感謝です。
今年は穏やかで豊作な年になりますように
地域支援サポーター安岐圏域 岩切千佳