Uターンの視点 / 02
元保育士でフォトグラファーの谷です。地元国東を中心に活動しています。
前回の記事では、僕が15年ほど前にUターンしてきた頃のお話をしました。

2児の父として、元保育士の観点から今回は、国東市近郊での「子育て環境」について少しお話したいと思います。


©️ 森のようちえん ほしのたね(2016)

ファッション関係の仕事から、保育士として国東市で勤め始めた15年ほど前。僕が子どもだった頃の担任の先生だった先生方と一緒に勤務するようになり、不思議な気分(笑)子どもたちと関わる時間が増え、日々成長していく姿がとても楽しみでした。

ふと、公民館の前でモバイルゲームをしながら遊んでいる子どもたちを見かけました。僕も子どもの頃はガッツリゲームしてましたが、この自然豊かな環境を生かした遊びや子育てができたらと。自分らしい子育ての方法がないだろうかと考えていた時に「野外保育」にたどり着きました。

野外保育とは、特に園舎を持たず、自然の中で活動する保育で、これだ!と思い、全国にある野外保育をしている場所を訪れました。そこでは、自然の中で泥だらけになって思い切り遊ぶ逞しい子どもたちや保育者を感じ取ることができました。

後にデンマーク発祥と呼ばれている「森のようちえん」という活動を知り、7年勤めた保育士から野外教育指導の道に進むため、県立香々地青少年の家で勤めながら2016年に「森のようちえん ほしのたね」をスタートしました。


©️ 生意気 

任意団体として、妻や友人たちの協力を得ながら月に一度国東市近郊で親子向けの野外体験活動が始まりました。移住者だけでなく、地元の親子、遠い人で福岡からも参加してくれており、毎月20名ほどで森の散歩や野外調理など、アウトドアな活動をしています。
(現在はコロナの影響で活動休止中)







他にも、さまざまな協力者に講師となってもらもらうこともありました。国東市は修正鬼会という鬼のお面を被ったお祭りがあり、地元の祭りや自然に関心を持ってほしい観点から、国見在住の画家 廣岡茂樹さんにオリジナルお面づくりを学んだり、



国見町竹田津にある大光寺さんにご協力いただき、有名な馬ノ瀬で坐禅体験も行いました。



国東の自然は子どもだけでなく、大人も心穏やかな気分になり、都会とは違った豊かさを感じさせてくれます。自然だけでなく、子どもたちの支えになってくれる地域の方々が本当にありがたい。

ぜひ、自分らしい子育てを見つけに国東を訪れてみてはいかがでしょうか。


谷 知英